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電気工学科

暮らしと産業を支える電気のスペシャリストへ

暮らしと産業を支える電気のスペシャリストへ

ビルや家屋の電気設備の設計・施工から、設備されたものの安全を保守・点検・管理する仕事。

便利で快適な生活に必要な電気エネルギーをつくり、供給し、守ります。電気は不変の分野であると言えます。

電気工学科の特長

普通科、工業科出身の学習進度に応じて徹底指導

学生の学習進度に合わせて丁寧に指導します。

普通科出身の学生も、電気の知識と技術を段階的に身につけられるカリキュラムを用意しており、安心して学ぶことができます。

万全の体制で資格取得をサポート

就職に有利なより高度な資格対策を日々の授業にプラスし、徹底サポートします。

現場経験の豊富な先生がきめ細かく指導します。

現場に対応した実習で即戦力を養成

大型施設に備えられているものと同様の高圧受電設備・検査機器をはじめ、実際の機材をそろえた実習設備で、現場さながらの実務ノウハウと高度な技術を身につけます。

電気工学科のカリキュラム

普通科出身者も安心!
工業高校出身者はさらに全員が確実にステップアップ!

基礎から段階的かつ個別に行われる指導のもと、資格取得をめざします。

時間割の例

1年次
I電気工事施工法電気磁気学電気法規電気工事実習電気回路
II電気工事実習電気配線図送・配電工学電気工事実習電気応用実験
III電気工事実習電気機器生き方講座電気工事実習電気応用実験
IV電気工事実習電気施設管理電験対策講座
2年次
I自動制御電気工事施工法電気実習電気回路電気工事実習
II電子回路電気工事実習電気実習電気計測電気工事実習
III電気CAD製図電気工事実習生き方講座パソコン実習電気工事実習
IV電気CAD製図電気工事実習電験対策講座

主なカリキュラム

電気回路

電気回路理論は、電気磁気学と同様に電気工学を理解するために必要な基礎理論である。直流回路について学習した後、交流回路の定理や計算方法について学習し、電気計測や機器など電気工学の全分野を理解するための基礎能力を身につける。また、交流回路の基本的解析手法を三相交流に適用して学習し、さらに、回路網の解析手法について学ぶと共に、ひずみ波交流、過渡現象、分布定数回路等についても学習する。

電子回路

最近の電気機器は至る所に電子技術が利用されている。それらに対応すべく、技術を身につけるために学習する。

発・変電工学

発電は従来より水力・火力・原子力発電が主流であったが、最近では太陽光発電や風力発電等の新しい発電が注目されている。これらの方式について学ぶと共に、変電設備についても学習する。

送・配電工学

送電の領域は、発電所から最後の配電用変電所に至るまでの線路である。電力はすべての産業の基幹となるものであり、大量の電力の送電が、事故により停止する事態が生じると、このために生じる災害は計り知れないものがあり、被害は甚大である。また配電は線路や施設物が我々の身近かにあるので、人畜に対する保安,危険防止ということが大切である。このため配電事業は電気設備技術基準なる法規によって、取り締まりを受けている。送・配電工学では、安全に良質の電気を送配するための技術を学習する。

電気施設管理

電気を消費する側及び供給する側にとっては、安全が第一である。発電所から末端の需要家に至るまで、どのような安全対策と保護装置が用いられているのかについて学習する。

電気機器

電気エネルギーを他のエネルギー(例えば、機械エネルギー、熱エネルギー)等へ変換する能力を持つ装置(電気機器)について学ぶ。各種の電気機器について、原理、構造、特性、運転、試験方法などを学習し、電気機器を適切に選定して効果的に利用する能力を身につける。

電気工事実習

電気工事に必要な工具の使用方法と安全作業について学習し、電線の接続方法を修得した後、各自がさまざまな低圧屋内配線工事を施工できる能力を身につける。

電気CAD製図

電気設備設計図はCAD製図化が進み、公式の図面はCAD製図が一般的である。そのため、実社会で即戦力になるCAD技術の修得を目指す。

電気工事施工法

低圧屋内配線工事の施工については、電気設備技術基準が電気工事の基本となるので、主な条項は関連条項を含めて学習し、電気工事実習などの関連科目で施工技術を向上させるための基礎能力を身につける。

配電・配線設計

電気エネルギーは、現代社会の生活、生産、娯楽、スポーツ等、あらゆる分野で欠かせないエネルギー源であり、その役割は非常に重要なものとなっている。電気は、便利でクリーンなエネルギーであるが、その扱いを誤ると感電・火災等の危険性があるため、安全性を十分考慮した設計をすることが大切である。設計を行うには、電気設備技術基準や、設計・施工・維持・検査の規範として定められた内線規程を十分理解する必要がある。以上の観点を考慮しつつ学習してゆく。

電気配線図

「設計図」は、その「設計意図」や「設計内容」を分かりやすく表現したものである。要望事項や法的な規制などを正しく表現するために、各種の「技術計算」・「作図工程」の立案・「図面をまとめる力」を修得する。

電気検査法

電気工作物は、その施設方法が適切でなかったり、不完全な部分があると漏電,感電,電気火災などの災害を招く恐れがある。そこで、電気工作物が使用者にとって安全に使用できる状態かどうか、技術基準やその他の関係規程類に基づき検査する方法を修得する。

カリキュラムの詳細は、電気工学科の基本情報 (PDF) をご覧ください

電気工学科の資格

「電気工学科」は、各種資格の指定校・認定校になっています

電気の仕事には国家資格が必須!!

電気系は資格を取得すれば学歴は関係ありません。技術を身につければ会社勤務も、若しくは独立も、定年後の独立も、いずれも可能です。

第二種電気工事士

一般住宅の電気配線工事が行えます。

第一種電気工事士

高圧受電設備の工事が行えます。

第三種電気主任技術者

5万ボルトまでの受電設備の電気保守業務に従事できます。

第二種電気主任技術者

17万ボルトまでの受電設備の電気保守業務に従事できます。

めざす主な資格

第三種電気主任技術者

電気保安の確保の観点から、事業用電気工作物(電気事業用及び自家用電気工作物)の設置者(所有者)には、電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督をさせるために、電気主任技術者を選任しなくてはならないことが、電気事業法により義務付けられています。第三種電気主任技術者は、電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力 5千キロワット以上の発電所を除く。)の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができます。

試験サイトへ(外部リンク)

第一種電気工事士

電気工事の欠陥による災害の発生を防止するために、電気工事士法によって一定範囲の電気工作物について電気工事の作業に従事する者の資格が定められています。第一種電気工事士は一般用電気工作物及び自家用電気工作物(最大電力500キロワット未満の需要設備に限る)の作業に従事することができます。

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第二種電気工事士

電気工事の欠陥による災害の発生を防止するために、電気工事士法によって一定範囲の電気工作物について電気工事の作業に従事する者の資格が定められています。第二種電気工事士は一般用電気工作物の作業に従事することができます。

試験サイトへ(外部リンク)

2級電気工事施工管理技術検定

電気工事施工管理技術検定は、電気工事の実施に当たり、その施工計画及び施工図の作成並びに当該工事の工程管理、品質管理、安全管理等工事の施工の管理を適確に行うために必要な技術についての試験です。

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消防設備士(甲種4類)

劇場、デパート、ホテルなどの建物は、その用途、規模、収容人員に応じて屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、自動火災報知設備などの消防用設備等又は特殊消防用設備等の設置が法律により義務づけられており、それらの工事、整備等を行うには、消防設備士の資格が必要です。消防設備士甲種4類は、自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備工事、整備、点検を行うことができます。

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危険物取扱者試験(乙種4類)

一定数量以上の危険物を貯蔵し、又は取り扱う化学工場、ガソリンスタンド、石油貯蔵タンク、タンクローリー等の施設には、危険物を取り扱うために必ず危険物取扱者を置かなければいけません。危険物取扱者試験(乙種4類)は、ガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油、動植物油類などの引火性液体を取り扱うことができます。

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二級ボイラー技士

ボイラーは、ボイラー技士の免許を受けた者でなければ、取り扱うことができません。二級ボイラー技士は一般に設置されている製造設備あるいは暖冷房、給湯用のエネルギー源としてのボイラーを取り扱います。

試験サイトへ(外部リンク)

電気工学科の就職

めざす主な仕事の内容

電気設備点検・保守

電気設備の工事・維持・運用を見守るスペシャリスト!

高圧受電設備がある建物や施設では、それらの工事・維持・運用管理のため有資格者から電気主任技術者を選任する必要があります。選任された電気主任技術者は電気設備の工事監督・日常点検・修理等を法に則り適切に行わなければなりません。

電気設備計画・設計

お客様の要望をもとに電気設備を計画し設計し実現する設計の匠!

建物や施設の用途や規模に応じて受変電機器・照明器具・コンセント・各種電気設備等の計画・実設計を行う。成果物はCADで作成された動力回路図・電灯平面図・コンセント平面図・防災設備等の各種電気図面である。

電気工事施工・検査

ビルや工場建設(電気施工・施工管理・完成検査)に不可欠な仕事師!

設計図をもとに施工図を作成し、技能者は施工図を見ながら工事を行います。また管理者は資材・人員手配を含めた工程管理、より良い品質を追求する品質管理、事故を未然に防ぐ安全管理を行い完成時には検査を実施します。

電気製品の設計・製造

数多ある電気関連製品の設計・製造に必ず必要な電気のプロ!

モーター・発電機・変圧器などの電気製品の設計・製作・組立て・調整・製品・検査を行い製品として納入しますが、大型機器の場合は現地据え付け工事も含まれます。

電制御盤設計・製作

どんな機械設備でも電気制御がなければ動かない。それを司る制御エンジニア!

機械設備や工場の生産ラインをコントロールする制御盤を制作します、お客さまや機械設計者の要求に従い、制御法案を作成し、制御盤ハードウエア・ソフトウエア設計を行います。これらの図面により制御盤を制作し、機械装置に組み込み配線した後、ソフトデバッグ調整を行います。大型システムでは現地で調整を行います。

アフターサービス・メンテナンス

引き渡し後の電気設備の「使い勝手改善」や「故障修理」を行う頼れる電気屋さん!

設置・接続・セットアップ・修理その他不具合症状の解消に対応します。アフターサービスとメンテナンスを通じてお客様の大切な資産(装置)を維持管理するお手伝いをします。

就職内定先実績(一部)

令和3年度(2021年度)
就職内定率100%

※2019年度以降の実績より一部抜粋

広島工業大学(編入学)、(株)NTTファシリティーズ、浅海電気(株)、きんでん西日本サービス(株)、(株)弘電社、四国通建(株)、(株)四国電気保安システム、下花建設(株)、島根電工(株)、大亜工業(株)、中国開発計装(株)、中国木材(株)、(株)中電工、(株)中電工エレテック広島・島根、(株)電力サポート中国、西日本高速道路エンジニアリング中国(株)、西日本電気テック(株)、(株)ニチゾウテック、広島ガステクノ・サービス(株)、広島精密工業(株)、(株)水みらい広島、(株)ベルポリエステルプロダクツ、満長建設工業(株)、三菱電機プラントエンジニアリング(株) ほか

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