就職・資格 2025.07.24
<特集第2回>船、ビル、橋、電気、映像、システム開発まで!
“手に職”で未来を切り拓いた先輩の今 ー「橋」「映像」「電気」編 ー

高校生の皆さん、将来「どんな仕事がしたいのかな?」「自分にはどんな力が身につくんだろう?」と考えていませんか?今回は、広工大専門の卒業生が、プロの「技術(手に職)」を身につけて、今、社会でどんな風に活躍しているのかをご紹介します!最新のシステム開発から、巨大な船や建物を造る仕事、そして皆さんが目にする映像を作る仕事まで、様々な分野で未来を切り拓いている先輩たちの声を<第1回>に引き続き、聞いてみましょう!
地域の安全を守る土木の技術者!
<第2回> の最初は、肥海建設株式会社で働く田上 智博さんです。田上さんは、現場技術者として、工事の安全や出来形・品質管理、測量などを行い、現場を進行させています。
これまでの実績としては、広島市安佐北区の砂防堰堤(砂防ダム)工事や、国道2号の橋梁補修工事などが挙げられます。
土木の仕事は、自然災害による建物やインフラの崩壊を未然に防ぎ、地域の安全につながる重要な役割を担っています。
構造物が完成した時の達成感や、地域を守る充実感に大きな喜びを感じるとのこと。土木分野は大変そうなイメージが先行しがちですが、多くの喜びが得られる魅力的な仕事だと語ってくれました。
映像の力で、人々に情報を届ける!
テレビ新広島(TSS)の番組制作会社、株式会社TSSプロダクションで活躍する今井 心太さんは、TSSのミニ番組「満点ママ!! プラス」やCMの制作に携わっています。
映像のディレクションだけでなく、撮影や編集の仕事も任され、幅広いスキルを身につけています。
高校卒業後、大学で迷いを感じていた時にインディーズ映画に出会い、「自分もこんな映画を撮りたい」と思ったのが、この道に進むきっかけだったそうです。
仕事のやりがいは、番組やCMの情報がきっかけで、皆さんの生活が豊かになること。例えば、お店に行ったり、商品を買ったりするきっかけになれば嬉しいと語っていました。
現在は、さらに効果的なCM制作を目指してスキルを磨きつつ、短編映画の自主制作にも取り組んでいます。全国のミニシアターで上映される作品をつくることが将来の夢です。

日本中のインフラを支える、電気設備の守り人!
最後に紹介するのは、三菱電機プラントエンジニアリング株式会社の森 匠未さんです。森さんは、工場や発電所などの機械や設備をメンテナンスする業務を担当しています。
具体的には、工場の自家発電用タービンなどをコントロールする制御盤のメンテナンスが主な仕事です。所属は長崎の事業所ですが、必要に応じて、北海道など全国の工場に駆けつけることもあります。
この仕事は、人々の生活に欠かせない製造業やインフラを支える、非常に重要な役割を担っています。
専門学生時代に電気工学科で学んだ知識や技術が、制御盤内の配線や漏電の確認などで大いに役立っているそうです。特に、課題解決に向けて仲間と試行錯誤した実習経験は大きな財産になっていると語ってくれました。

「手に職」をつけ、社会に貢献するやりがい
いかがでしたか? 卒業生たちは、それぞれの分野で「手に職」をつけ、社会に貢献しながら大きなやりがいを感じて活躍していますね。彼らのように、皆さんも専門的な知識や技術、そして実践的な経験を積むことで、きっと自分の未来を切り拓くことができるはずです。興味を持った分野があれば、ぜひ一歩踏み出してみてください!
今回紹介した卒業生が8月3日(日)のオープンキャンパスOBOGインタビュー会に出席します。入学する前から就職後までの心境や経験などを話していただきますので必見です。
オープンキャンパスの詳しい内容はこちらをご覧ください。

