音響・映像メディア学科

  • 2年制
  • 職業実践専門課程
  • 専門士
  • 厚生労働省「技能検定 舞台機構調整」指定校

の心を動かす
クリエイターへ

目標は、音響、映像、照明関係の業務に必要な知識・技術を有する技術者の育成。
1年次に専門分野の基本的な知識・技術について学び、
2年次で音響系と映像系のいずれかを選択し、より専門的かつ実践的に学びます。

学科の特長

  • POINT

    01

    業界で活躍するプロが
    実務のノウハウを伝授

    本学科講師の多くは、音響、映像、照明をはじめとする業界で活躍中のプロです。制作や表現における知識と技術はもちろんのこと、業界固有の考え方や心構えを含め、就職後に必須となる実務に即したノウハウを惜しみなく伝授します。

  • POINT

    02

    制作や運営を体験し
    実践力を養う

    ラジオ番組やプロモーションビデオの制作、本格的なコンサート運営など、豊富な実習で実践力を養います。プロが実際に現場で使っている機材を授業で使用。アナログとデジタル両分野の機材が操作できるように指導し、さまざまな現場に対応できる力を養います。

  • POINT

    03

    幅広い分野に就職、
    卒業生は全国で活躍

    業界で働くことを前提として編成したカリキュラムが機能し、音響、映像、照明などさまざまな分野に就職。勤務先も中国地方にとどまらず全国へと広がっています。知識と技術を有する証明として、専門資格の取得にも積極的に取り組みます。

  • 目指す職種

    • PAエンジニア
    • レコーディングエンジニア
    • テレビ番組ディレクター
    • カメラマン・テレビカメラマン
    • テレビ音声
    • 映像エディター(映像編集者)
    • MAミキサー
    • 照明技術者(舞台照明・テレビ照明) など
  • 目指す資格

    • 映像音響処理技術者資格認定試験
    • 技能検定 舞台機構調整2級☆・3級☆
      (音響機構調整作業)
    • MIDI検定
    • CGクリエイター検定
      (エキスパート・ベージック) など
    • ☆指定校

HITP NEWS

音響映像

2年間の学び・
資格取得の流れ

学びのフローチャート 資格取得チャート
学年 内容
1年次

音響と映像の両分野を基礎からしっかり学習

音響、映像、照明、イベントなどの基礎的な知識と技術を広く学習。実習では各機材の知識と操作方法を学びます。

CGクリエイター検定
MIDI検定

目標や興味、適性に合わせて分野を選択
2年次

音響分野

音響主体の学びで
実践力を身につける

音響実習、ラジオ番組制作、PA技術、レコーディング技術など音響主体の学びで専門性を高めます。

映像分野

映像主体の学びで
実践力を身につける

映像実習、映像配信技術、CM制作、ビデオコンテンツ、VP制作など映像主体の学びで専門性を高めます。

映像音響処理
技術者認定試験

技能検定
舞台機構調整
(音響機構調整作業)

Check !

音響映像資格対策講座

感性が大切と思われがちな音響・映像分野ですが、就職の際、知識や技術を習得した証明として資格を所有していることは重要です。
本学科では「音響映像資格対策講座」を設け、学生たちが自信をもって業界に羽ばたけるよう全面的にサポートしています。

  • 技能検定舞台機構調整(音響機構調整作業)資格対策

  • 映像音響処理技術者資格認定試験対策

実習紹介

  • 音響実習

    デジタル中心に音響機器の知識や技術を、応用としてPA・録音技術を習得。幅広い音源に対応できるよう学習します。

  • ラジオ番組制作

    企画立案から出演、録音、編集まで全工程を学生が手がけてラジオ番組を制作。RCC(中国放送)など広島の放送局へ納品し、実際に放送されます。

  • 映像実習

    プロ用の機材で操作方法等を学習。収録技術や編集技術を身に付けます。インターネットなど多様な映像配信技術も学びます。

  • デジタルサウンド

    音楽制作の専門家用ソフト「Logic Pro X」を使用し、音楽制作の基礎を学習。電子音楽機器の技術理論とオリジナル作品の制作手順を学習します。

学びの環境

レコーディングルーム・
映像編集室

テレビ局や編集スタジオで使われる機器を、ラジオ番組や映像コンテンツ制作で使用。貴重な設備に触れ、使いこなせるように学びます。

映像編集室
レコーディングルーム

企業連携授業

職業実践専門課程

業界の最前線で活躍する講師から直接指導を受け、就職後に必要となる専門的実践力を育成します。

ドリーマーコンサート
(コンサート実習Ⅰ・Ⅱ)

1・2年次合同の総合イベント実習です。音響、映像、照明等の技術や企画・運営・広報など、コンサートを開催するために必要な全ての役割を学生が担当します。

教員紹介

  • 林 哲也先生

    本学科は、広島県内では唯一、専門的に音響、映像、照明のスキルを学習できる環境を整えています。本格的な実習設備と機器での実習や、関連する技術資格の習得を目指して日々授業を展開。業界の第一線で活躍している方を講師に迎え、現場の生の声を伝えています。コンサートエンジニア、映像ディレクター、カメラマン、照明技術者になることを夢見ている皆さん、ぜひ私たちの学科で学んでみませんか。

  • 木村 安曇先生

    音響や映像などエンターテインメント業界は、人に夢や元気を与える、やりがいのある仕事です。学生の多くは広島県の内外を問わず関係業界へ就職し、多くの卒業生がコンサートやイベント、テレビ番組やCMなどに関わっています。また、普段の授業に加えて校外実習や課外活動、業界アルバイトの紹介など学生のうちに実践的な経験を積めるチャンスがたくさんあります。あっという間の濃厚な2年間になりますよ。

就職実績2024年度

進路状況

就職  90.9%

自己開拓 9.1%

就職率

75%

(株)XYZ/(株)オーアンド・オー/(株)Cuevo/(株)共同エディット/(株)彩高堂/(株)サウンドシーク/(株)シグマコミュニケーションズ/(株)SHINOMOTO-SE/(株)たけはらケーブルネット/(有)中国映像センター/(株)TSSプロダクション/(株)ティ・ワイ・エスビジョン/(株)てっぱん/(株)トラストネットワーク/ニイダ(株)/(有)ビジュアルオフィス善/ヒロマツホールディングス

  • 2024年度実績
  • 就職率=就職希望者に対する内定率
    就職決定者数÷就職希望者数×100
  • 平均就職率は年度ごとに算出した就職率の平均

卒業生の活躍

― OB・OG INTERVIEW

株式会社TSSプロダクション

映像ディレクター

今井 心太 さん

2023年卒業 広島⼯業⼤学⾼等学校出身
[2025年1月取材]

映像で情報を発信
生活に豊かさをプラスする

高校卒業後、大学の食品系学科に進学したものの、自分の進む道に迷うようになりました。そんな時、インディーズ映画に出会い勇気をもらい「自分もこんな映画を撮りたい」と思うように。これがきっかけで映像の分野へ進むことを決意しました。
入社後は、テレビ新広島(TSS)のミニ番組「満点ママ!! プラス」やCMの制作に携わってきました。映像のディレクションに加え、撮影や編集の仕事も任せてもらい、幅広くスキルを身に付けています。番組やCMの情報をきっかけに、お店に行ったり、商品を買ったりして、皆さんの生活が豊かになればうれしいです。
現在は、さらに効果的なCM制作を目指してスキルを磨きつつ、短編映画の自主制作にも取り組んでいます。全国のミニシアターで上映される作品をつくることが夢です。

株式会社コネクトライン

PAエンジニア/映像エディター

清戸 はるか さん

2021年卒業 福山市立福山高等学校出身
[2022年1月取材]

おなじみのイベントに
運営側として参画

フラワーフェスティバル、カープやサンフレッチェ関連、小学生の時に参加した博覧会など、自分が知っているような有名なイベントに携わっていることに魅力を感じて就職。1年目から仕事を任せてもらい、現在はZoomやYouTubeでの動画配信を中心に担当。カープやサンフレッチェのファン感謝デーにも関わりました。参加者の笑顔や感想がとても励みになります。HITPでコンサートを企画から演出まで手がけた経験も貴重な財産です。