音響映像 2025.08.29
【映像】45thドリーマーコンサートの裏側に迫る学生インタビューvol.4

2025年7月にアステールプラザで行われた音響・映像メディア学科のコンサート実習「ドリーマーコンサート」。
そのコンサートを作り上げた「制作」、「照明」、「音響」、「映像」の各セクションチーフに話を伺うこの企画!
今回は映像セクションチーフの須磨くんにお話を伺います。
【昨年度の学生インタビューはこちらから】
vol.1 - 制作セクション(実行委員長)
vol.2 - 音響セクション
vol.3 - 映像セクション
vol.4 - 照明セクション
■「映像」の仕事について
――映像セクションを選んだのはなぜですか?
昔からよくテレビを見ておもしろさを感じていて、自分も映像を通して見ている人を楽しませたり喜ばせたりできるような映像を撮りたいと思い、映像セクションを選びました。
――映像セクションの仕事内容を教えてください。
カメラを使ってステージ上の撮影をして、撮った映像を会場で流したり、YouTubeでの配信をしたりします。
オープニング映像やエンディング(エンドロール)など、ステージ上で流す映像の撮影・編集も映像セクションの仕事です。


――須磨くんが担当した仕事について教えてください。
コンサート前は、配線図や機材リストの作成、持っていく機材の準備などを行いました。
また、当日はステージ上で演奏者を近くから撮るカメラで撮影を行いました。手持ちで動くカメラのケーブルが引っかからないように持っておくような、他のカメラ担当者の手伝いをするカメラアシスタントとしての仕事も担当しましたね。

■準備中~本番について
――本番に向けた準備の中で、大変だったこと・苦労したことはありますか?
コンサートで流す映像の編集が予定よりも遅れてしまい、映像セクションのメンバーが編集作業で手一杯になってしまったことですね。
編集担当者の負担を減らすために撮影機材の準備やチェックを手伝って、映像編集に使える時間を捻出しました。
もっと早く映像素材を集めておくことと、映像編集の役割分担を大事にすることが必要だったなと感じています。
――本番中・リハーサル中に大変だったことはありますか?
会場が大きくて、とても長いケーブルを使わなくてはならなかったので、配線が大変でした。映像セクションのみんなで協力しあって、ケーブルを配線しました。
思っていた以上にセクションのみんなが頑張ってくれて、自分もコンサートを楽しめるくらいの余裕ができました。

――本番ならではの経験だと感じたことはありますか?
緊張感はありますが、それ以上にワクワクがありました。
自分が撮った映像が実際にステージ上・インターネット上に流れるので、色々な人に見てもらえているという喜びがありました。そして、直に会場の一体感を感じられたのも楽しかったです。
■本番を終えて
――本番を終えた時は、どんな気持ちでしたか?
今までの準備が報われた感じがして、ものすごい達成感でした。
一年生の時は、緊張してうまく撮影ができなかったのですが、今回は積極的に撮影することができ、とてもいい映像が撮れたと思います。
――準備から本番終了後までを通して、嬉しかったこと・楽しかったことを教えてください。
自分が組んだ配線図の通りに会場で配線して、ちゃんと動いた時は嬉しかったです。
本番で実際にカメラを使って撮影をした時は、動きのあるアーティストをうまく撮影するのが大変でしたが、とても楽しく良い経験になりました。
――今回の実習で得た経験を、将来どのように活かしたいですか?
他のメンバーと協力しながら物事を進めていくことは今後も重要になってくると思うので、良い経験になったと思います。いろいろな人と協力して動くことの大変さとおもしろさを感じる実習でした。
また、チーフとして動く中で、他の人達と連携しながら、時には人を頼って手伝ってもらうことの大切さを知りました。自分一人でできないことは、色々な人を頼って、仕事を分担しながら行うことが大切だと感じました。
■最後に
――進路を迷っている高校生や、同じ業界を目指している後輩に向けて、アドバイスやエールをお願いします!
ライブやコンサート、テレビの映像を見てみてください。実際に見ている映像は誰かが撮影している映像です。そんな映像を、自分で撮影することができます!打ち震えるような映像や感動させる映像を自分が届けられるのです。誰かの心を動かすような映像を撮れるのは自分かもしれません。
少しでも興味があるなら、やってみると良いと思います!頑張って!
須磨くん、ありがとうございました!
4回にわたってお送りしてきたドリーマーコンサート学生インタビューは今回が最終回!いかがだったでしょうか?
ドリーマーコンサートは、音響・映像メディア学科の学生にとっての一大イベントです。大変なことも多かった分、自分自身で実感できるほど大きく成長できたようです。
もし「自分でもやってみたい!」と思った方は、オープンキャンパスでも各セクションの仕事について学べるので参加してみてくださいね。
ここまでご覧いただきありがとうございました!次回をお楽しみに。