機械工学 2025.03.17
技能検定後期試験の合格発表がありました
令和6年度技能検定 後期試験の結果が発表されました。


今期の技能検定 機械加工職種 普通旋盤作業 3級には、1年生が挑戦しました。
入学時からコツコツと勉強し、秋になると試験対策として放課後の時間も惜しまず活用して取り組んできました。機械と触れ合ったことのない普通科出身の学生にとっては、初めての事ばかりで大変だったかと思いますが、1年経った今は、旋盤に向かい合う後ろ姿もたくましくなりました。
今期は 11名が挑戦し、6名が合格を手にする事が出来ました。
惜しくも当日の体調が優れなかった人や、緊張で上手く出来なかった人も次回はきっと合格を手にしてくれることと期待しています。
3級技能士を手にした人は、次のステップとして2級技能士または自動加工機等の他作業の資格取得へ挑戦し、更なる技術向上を目指す計画を考えていきましょう。
4月からは上級生になります。自らの研鑽を積みながらも後輩のサポートもお願いしたいと思います。
一方で、2年生は、機械・プラント製図(機械製図CAD作業)に挑戦しました。この試験は、上記の機械を用いた加工技術とは異なり、コンピュータを用いて製図を行う試験になります。所定の時間で、JISに基づく決められた製図方法によって図面を仕上げることが出来ると合格となります。
今期は、3級に5名が挑戦し、2名が合格を手にしました。
機械加工と違って、受検当日示される図面を読解し、製図するのはとても難しく、合格した皆さんは、素晴らしい技術を持っていると思います。これからも自信をもって取組んでください。また、惜しくも合格を手に出来なかった人もあと一歩であったと思います。研鑽を積みリベンジを果たして欲しいと願ってます。
受検者の皆さん。お疲れさまでした。
本年度の3級技能士取得率は、以下の通りとなりました。
3級技能士取得率
3級技能士 2年生 100% (2025年3月卒)
3級技能士 1年生 54.5% (学科取得率:72.7% 実技取得率:81.8%)