IT・情報 2025.11.27
未来につながる武器「Figma」に挑戦!

Figmaでの作業画面
ITの仕事と聞くと、「システム」や「プログラム」を作るイメージが強いかもしれません。 確かにそれらの技術は欠かせませんが、同じくらい重要なのが 「デザイン」 です。
みなさんが毎日使っているスマホアプリ。 見た目や使いやすさについて、気になったことはありませんか? 例えば、LINEの送信ボタンが右下にあるのは、片手でスマホを持っていても押しやすい位置 を考えて配置されているからです。
このように、アプリの「見た目」や「使いやすさ」を設計することを UI(ユーザーインターフェース) と呼びます。 見た目が良くても使いにくいアプリはすぐに使われなくなってしまうため、今のIT業界では UI/UXデザイン がとても重要視されています。
本校でもこの「UI」に注目し、授業に積極的に取り入れています。 そこで使用するのが 「Figma(フィグマ)」 です。
Figmaは、UIデザインを行うための“デザインノート”のようなツールで、クラウド上で動くため、友達と同じ画面を同時に編集できます。 まるで Googleドキュメントのように、一緒にアプリ画面を作り上げる楽しさ を体験できるのが特徴です。
Figmaを使ってUIデザインを学ぶことは、アプリやWebサービスの制作に欠かせないスキルを身につけることにつながり、将来のキャリアの選択肢を広げる大きな一歩になります。 毎日使うデジタルサービスの裏側を知り、自分のアイデアを形にできる——そんなワクワクする挑戦を始めてみませんか?

学生の作品

学生の作品
学生の声(Figmaを使った感想)
● 「直感的に操作できるので、WebサイトやUIのデザインはFigmaに頼っています。 フリーアイコンが豊富で困ることはほとんどありませんでした。 図形ツールやマスクを工夫すると自分で素材を作れるので、表現の幅が広がりました。」
● 「UIデザインを学んで印象に残ったのは、“正解がひとつではない”という点です。 ユーザーにとって分かりやすいかどうかを考え、試行錯誤しながら改善していくプロセスの大切さを実感しました。 最初はバランスよく配置するのが難しかったのですが、繰り返すうちに判断基準が身につき、実践的な力が育ちました。」
● 「Webデザインの授業ではFigmaを使い、主にスマホ向けのページを作成します。 HTMLコードを使うのではなく、図形や文字を直接配置していく感覚で、とても楽しいです。 少し慣れれば、頭の中のイメージをすぐ形にできるので、すごく良いツールだと感じました。」
授業を担当する講師について
授業を担当するのは、広島のデザインカンパニー 「有限会社イマージョン」 の現役デザイナーです。 Webサイトの企画・制作、ポスターデザインなど多くのプロジェクトを手がけ、国内外での受賞歴もあるプロフェッショナルから直接学ぶことができます。
興味のある方は、ぜひ下記のサイトをのぞいてみてください。



