機械工学 2025.04.29
真鍮と呼ばれる合金を使って旋盤で独楽を自作しませんか
5月のオープンキャンパスは、17日(土)と24日(土)に開催されます。
機械工学科のオープンキャンパスでは、機械加工の体験ができます。
旋盤という工作機械を動かして、真鍮と呼ばれている「銅」と「亜鉛」の合金で独楽を作ります。
最近は、独楽で遊ぶことも無いかもしれませんが、自分で作った独楽は少し格別です。

真鍮と呼ばれる合金は、「銅」と「亜鉛」を混ぜて作られた金属材料です。
金色に輝く金属で、「黄銅」とか「ブラス」などの別名で呼ばれる事もあります。
非常に加工のしやすい金属であることから、アクセサリーや文房具、更には5円玉まで幅広く用いられています。
真鍮は、時間とともに酸化反応が起き、徐々にアンティークな色合いに変化してくるため、作りたての独楽も数か月もすれば、雰囲気が変わっていると思います。
旋盤は、材料を回転させながら削る事が出来る為、円柱状の加工を行うのが得意な工作機械です。
車や飛行機の部品に使われるシャフトやボルトなども旋盤で製造されています。
もちろん、独楽も円柱状なので最適なマシンですね。


一般家庭には旋盤などの大型の工作機械は無いかと思いますので、なかなか触る機会も無いかと思います。
是非、オープンキャンパスにご参加頂き、自分の手で機械を動かしてオリジナルの独楽を作ってみてください。
完成した独楽は、実際に回すことも出来ますし、側面にレーザー彫刻を施しますので、飾りとしても最適?です。
皆さんのご参加お待ちしております。