音響映像 2026.08.19
【音響】46thドリーマーコンサートの裏側に迫る学生インタビューvol.3

2026年7月にアステールプラザで行われた音響・映像メディア学科のコンサート実習「ドリーマーコンサート」。
そのコンサートを作り上げた「制作」、「照明」、「音響」、「映像」の各セクションチーフに話を伺うこの企画!
第3回目となる今回は、音響セクションでチーフを務めた佐々木さんにお話を伺います。
【昨年度の学生インタビューはこちらから】
vol.1 - 制作セクション(舞台監督)
vol.2 – 照明セクション
vol.3 – 音響セクション
vol.4 – 映像セクション
■「音響」の仕事について
――音響セクションの仕事内容を教えてください。
大きく分けて、次の4つの仕事があります。
①お客様に届ける音を調整する「FOH」(フロント・オブ・ハウス)
②アーティストに音を届ける「モニター」
③YouTube配信用の音を作る「TV mix」
④ステージでアーティストのケアや楽器の調整などをする「ステージ」

――佐々木さんが担当した仕事はどれですか?
私は2つ目の「モニター」を担当しました。
本番でアーティストが聞く音の調整や、モニターの配線が主な仕事です。
準備期間中は、セクションチーフとして資料作りも担当しました。
――佐々木さんは、なぜ音響セクションを選んだんですか?
好きなアーティストのライブに行ったときに、会場の一体感に感動したことが大きな理由です。
音を届ける仕事を通してアーティストの助けになりたい、こんなライブを一緒に作ってみたいと思い、音響の仕事を志しました。
■準備期間~本番について
――本番に向けて準備を進めるなかで、大変だったことはなんですか?
本番前日に転換(アーティストの交代などに合わせてセットを変更すること)の練習をしていたとき、VTRの音声と混ざらないようにモニモニ(モニター担当が聞くためのスピーカー)から音が出ないようにしていたのですが、それでも音が出たので焦りました。
ステージ担当の人に相談して、モニモニの音を抑えれば問題ないようなチェック方法に変えてもらいました。
――本番はいかがでしたか?
トラブルもなく、すごく楽しかったです!
ただ、楽しみながらも、アーティストの耳に流れている音を聞いたり、アーティストの様子を見たりして、異変が起きていないかは常に気にしていました。
今年初めてモニターを担当させてもらったのですが、イヤモニ(アーティストが自分の演奏を聴くためのイヤホン)はアーティストの耳に直接つけられるものなので、大きすぎる音が出ないようにしなくてはいけません。音量調整や機材の操作には細心の注意を払いました。
――本番ならではの体験はありましたか?
学校では他セクションのみんなと関わる機会は少ないのですが、会場に入ると他セクションと連携して搬入から撤収まで進めていきます。
その中で、他セクションのみんなが本番のためにがんばってきたこと・準備してきたものを、一部ではありますが見ることができたのは嬉しかったですね。

――本番を終えたときは、どんな気持ちでしたか?
特にトラブルもなく、出演いただいた方達の要望にも応えられたと思うので、すごく嬉しかったし、達成感がありました。
アーティストの方から「今の音、最高です!」と言っていただけたことも、昨年の自分から成長を感じたことも、とても嬉しかったです。
一生に一度のメンバーと最高のステージを作れた経験は、最高の宝物です!
――昨年からの成長を感じたのは、どんな時ですか?
昨年(一年生の時)は現場での動き方がわからず、常に先輩に聞いたり、先生に教えてもらったりしていました。
今年は自分が先輩という立場でしたが、今まで積み重ねてきた現場での経験や、忙しい中でも教えてくださった先輩方のおかげで、現場での動き方や卓の操作、アーティストの方々とのコミュニケーション、後輩への指示出しなど、うまく立ち回れるようになっていて、自分の成長を実感しました。
将来は、私がもらった感動をお客様に届けられるようなPAエンジニアになりたいです。
■最後に
――最後に、進路を迷っている高校生や、同じ業界を向けている後輩に向けてコメントをお願いします!
音響の世界はあまりメジャーではないので、進むのを躊躇してしまう方もいるかもしれません。
しかし、自分が作った音でアーティストの力になれたり、ライブやコンサートに足を運んでくださったお客様に感動や一体感を与えられたりする仕事は他にないと思います!
ぜひ一度オープンキャンパスに参加して、音響の世界を覗いてみてください!
佐々木さん、ありがとうございました!
次回は最終回!
8月26日(水)に、映像セクションのチーフを務めた学生へのインタビューを公開予定です。
お楽しみに!



