学校行事 2025.11.21
「誰かのためが、自分の生き方になる」―骨髄バンクを知る―
11~12月の「生き方講座」では全学科の学生を対象に骨髄バンクユースアンバサダー 三木まりあさんにご講演いただいています。
三木さんは、中学生の時に白血病を発症し、骨髄移植によって寛解された経験をもとに、骨髄バンクへの登録の重要性を広く伝える活動をされています。
日本では骨髄バンク登録者の約6割が40代以上で、今後10年で大幅に減少する見通しのため、若い世代への登録の呼びかけが急務です。この現状を踏まえ、学生に向けて骨髄バンク登録の意義をお話しいただきました。



-主な講演の内容-
白血病発症から骨髄移植に至るまでの体験
骨髄移植の仕組みとドナー提供の流れ
提供しやすい環境づくりへの最新情報
講演では、骨髄バンクについてメディアで取り上げられた映像も紹介。
学生たちは動画やお話しに真剣に耳を傾け、ときおり三木さんから投げかけられる
「一日の中で幸せを感じる瞬間はいつか?」
「あなたにとって『普通』とは何か?」
「もし身近な人が白血病になったら、あなたにできることは?」
といった問いに自分なりの答えを考えてワークシートに書き込んでいました。
終了後、多くの学生が骨髄バンクのパンフレットを手に取り、登録を前向きに考える姿が見られました。
なお、本校では12月に献血を実施予定(詳細は学内掲示)で、その際に骨髄バンクへの登録も可能です。
当日は三木さんも説明員として来校予定ですので、ぜひこの機会をご活用ください。
三木(みき) まりあさん プロフィール(日本骨髄バンクHPより)
広島県廿日市市出身。
3歳からバレエを始め、中学2年生の時に急性混合性白血病を発症。
必ずまたバレエを踊れるようになりたいという想いを胸に病気と闘い、13歳の時に骨髄移植を受ける。
バレエを続けながら看護師国家資格も取得。
骨髄バンクユースアンバサダーとしても活動中。



