学校行事 2024.04.04
第41回 入学宣誓式
左:祝辞・鶴 総長 右:式辞・佐藤 校長
新入生代表の宣誓
式後のクラス別ガイダンス
あいにくの雨模様で、公共交通機関が遅れたりしましたが、入学宣誓式を実施いたしました。
雨ですが、平和公園の桜並木は満開で、入学生を祝福するかのようです。
式典の中で佐藤校長は、北海道大学(前札幌農学校)初代教頭のウィリアム・S・クラーク博士の話をされました。
クラーク博士といえば、明治10年にアメリカに帰国する時に、見送りに来た10人ほどの学生に残した「ボーイズ ビー アンビシャス」という言葉が有名で、日本語では「少年よ、大志を抱け」と訳されます。しかし、この言葉の後に続く言葉は恐らく余り知られていないかと思います。この「少年よ、大志を抱け」の後には、「金のため、または利己的栄達のためにでもなく、ましてや人呼んで名誉と称する空しきもののためにでもない。知識に対して、正義に対して、かつ国民の向上のために大志を抱け。人として、まさにかくあらねばならぬ総ての事を達成せんとする為に、大志を抱け」と続くのです。この言葉は、鶴学園の教育方針である「常に神とともに歩み社会に奉仕する」にまさに通ずるものと思います。皆さんには、この言葉をしっかりと胸に自らの目標に向け頑張ってほしいと、激励をされました。
次に、学校法人 鶴学園 鶴 総長は、皆さんの成長過程をコップの水に例えられて話をされました。
例えば、水が半分入っているコップがあります。そのコップを見て、「半分入っている」と理解するか、「半分空である」と理解するかで、量的には一緒ですが人が感じるイメージはまったく違ってきます。「半分入っている」から「半分空である」と考え方を変える事から、イノベーションが生まれると言われています。
いま皆さんは、コップの中に水が半分入っている状態です。これからコップの水を一杯にするのに、誰かが水を注いでくれるのをじっと待つか、自ら一杯にするように行動するかで違いが出てきます。皆さんには、自らの力でコップの水を満たすような意欲を持ってもらいたいと願っています。
水がたっぷりと入ったコップにするためには、教室での勉強が最も大切な事ですが、資格試験へのチャレンジ、海外研修やボランティア活動への参加も大切です。自分一人だけでは難しくても、新しく出会う先生は、鶴学園の建学の精神『教育は愛なり』と教育方針『常に神と共に歩み社会に奉仕する』に基づく教育力により、皆さんのコップが水で一杯になるように、皆さんによりそってサポートして参りますと、力強い言葉を頂きました。
式典後のガイダンスでは学科別に分かれて、予定の連絡や教科書の購入を行ないました。
新入生の皆さん。
これからの学生生活を共に頑張る仲間を作ってください。
楽しいことも、辛いことも、みんなで共有して、健康で充実した学生生活にしてください。
私たちは、皆さんのチャレンジを全力でサポートしていきます。
ようこそ、広島工業大学専門学校へ!
ご入学、おめでとう!!
【Editor:総務部】