建築・専攻科 2023.11.13
秋季研修会に参加
臨春閣(写真1)
聴秋閣(写真2)
旧矢箆原家住宅(写真3)
全国専門学校建築連絡協議会の秋季研修会に建築学科の教員が参加してきました。
今年の場所は神奈川県横浜市にある『三渓園(国指定名勝)』です。
今年の場所は神奈川県横浜市にある『三渓園(国指定名勝)』です。
原三渓という個人(茶人)が京都や鎌倉から歴史的建築物を移設し、三渓園の中に建てました。
移築後、関東大震災や第二次大戦で失われた建物もありますが、重要文化財等、今も多くの建物が残っています。
■臨春閣(写真1) 【重要文化財】
江戸時代に和歌山県に建てられた紀州徳川家の別荘。
建物配置が一部変えられたが、内部は元の状態が残されている。
狩野派を中心とする障壁画や優美な書院造りなどを見ることができる。
「東の桂離宮」と称されている。
■聴秋閣(写真2) 【重要文化財】
二条城内(京都)に建てられた江戸屋敷。
入口部分の床面には木製タイルが敷き詰められている。
水辺から舟で直接上がり込めるための空間として、舟遊びを意識した建物。
■旧矢箆原家住宅(写真3) 【重要文化財】
飛騨白川郷の一部にあった建築物。
式台玄関や書院造りの座敷など、立派な接客の空間がある。
飛騨の三長者と言われた矢箆原家(やのはらけ)の格式の高さが伝わる。
東京ドーム3個分以上の広大な敷地内に多くの建築物が残されています。
写真はその一部ですが、ボランティアガイドの説明を受けながら数時間にわたり建築物の勉強を行いました。