電気工学 2024.01.26
産学連携課外授業を実施しました。
2年生:感電体験実験 しびれた~!!
2年生:短絡事故実験 ひたすらビックリ!!
1年生:保安管理業務 信頼性が大事!!
・2年生
2年生は卒業を間近に控え4月からそれぞれ希望した会社に夢と希望をもって入社します。彼らの多くは施工管理等の業務で現場に出ることもあります。そのため、それら業務を行う際の安全知識と感覚が必要と思慮し、この時期に本授業を企画しました。
㈱中電工殿のご協力を得て、「中電工研修所安全実習棟」で訓練を受けさせていただきました。大変すばらしい施設でした。
施設に関しては代表的には以下のようなものがありました。
・低圧感電体験
・低圧及び高圧各種短絡事故体験
・梯子横(縦)すべり
・落下物体験
・機械装置・ワイヤー挟まれ
・ぶら下がり・墜落体験 他
学生達は、いずれも初めての経験であり大変興味深く体感しておりました。
社会人となって現場に出たとき真に役立つ訓練だったと思われます。
安全体感教育は、職場に存在する様々な危険を模擬体験装置を利用し経験・体験するものです。
まさに本学科が目指している「見て」「触って」「体感する」という指導方法を安全に活用したものです。
人間の基本的な感性の働きを通じて直感的な理解を促し、危険感受性を高める ことができます。教室の中で、教科書を使って学ぶのではなく、経験・体験として学ぶ 「実技教育(体感教育)」で、大変有効なものと思われます。
1年生
電気保安協会殿のご協力を得て1年の学生を対象に『電気保安協会 総合技術センター』の課外授業に行ってまいりました。
電気保安協会殿の業務は、外部に委託することが法律により認められている電気需要家から委託を受け、契約を結び、ビルや工場等に設置された高圧電気設備の保安管理業務を行う事であり、有能な電気技術者(第3種電気受任技術者等)職員の方が多数在籍されています。
総合技術センターは人材育成と技術開発の拠点であり、『自家用電気工作物の保安業務の研修、各種電気工作物の調査業務、各種講習・教育』が行われています。
当日学習した内容は
・模擬住宅等での低圧電気設備の点検調査業務体験
・VR活用による災害体験
・墜落・短絡安全体感実習
・高圧受電電気設備の保安点検業務体験 等
学校では実体験の困難なものばかりで、楽しく興味深く、学習しておりました。
ご協力いただいた企業の関係者の皆様 本当にありがとうございました。