就職・資格 2024.11.19
年間休日に着目してみよう
各所でみられるクリスマスのイルミネーションに、心も浮き立っているのではないでしょうか。
今年もたくさんの求人票を頂いておりますが、今回は年間休日に着目してお話していきましょう。
年間休日とは、勤務先が定める1年間の休日数です。
労働基準法の年間休日の最低日数は105日となっており、
厚生労働省が実施した「令和4年就労条件総合調査」によると、平均日数は107日でした。
◎それぞれ2024、2025年卒業学生に対して頂いた求人票を基に年間休日を抽出したグラフ
105日以上:月8~9日ほどの休日
110日以上:週2回の休み + 夏季休暇など
120日以上:週2回の休み + 祝日
125日以上:週2回の休み + 祝日 + 夏季休暇など
2024年と比べると、休日日数が増加している企業が多く見受けられます。
特に建設業・土木業は2024年4月から「時間外労働上限規制」がスタートしているため、
105日未満の企業が半数近く減少しています。
ちなみに、完全週休2日制と週休2日制の違いは知っていますか?
完全週休2日制とは毎週2回休みがある制度のことで、
週休2日制とはたとえ週に1回しか休みがない場合でも月に1回以上、週に2回の休みが確保されている制度のことです。
年間休日数が多いとプライベートの時間が充実して心身のリフレッシュができ、
仕事に対するモチ ベーションや集中力の向上も期待できます。
また、企業にとっては人手不足の中で、従業員の確保・定着につながります。
業界によって、年間休日数も傾向があるようです。
休日日数は企業選択のあくまで一つの目安です。自分の仕事スタイルに合致した企業を見つけ出しましょう。
【Editor:キャリアサポートセンター】